自分に自信をつけたいと思い、自分磨きや美容に凄く力を入れて、運動もして。
自分の身になる本を読んだり、いろんな人と交流をしたり、知らない事を吸収したりたくさん挑戦してきました。
かれこれ20年くらい。
周りからも褒められることが多くなりました。
やってきたことがこうやって形になって出てくるのは嬉しく、感謝でいっぱいです。
なのに、自分自身を褒めようとすると「調子に乗ってんじゃねーよ」と自分をイジメてしまいます。
まだまだだと思って、ムダに頑張ってしまいます。
このままでいいという気持ちと、こんなんじゃまだまだ底辺だ頑張らなきゃという2つの気持ちが交互に溢れてきます。
自分を根本的に認めるにはどうしたらいいのか、アドバイスをお願いします。
すごく努力されてきたのですね。
本当に素晴らしいです。
自信をつけることと自己肯定感は別モノです
あなたに知って欲しいのは「自己肯定感=自信」ではないということ。
自分をポジティブにとらえたり頑張って自信をつけることと、自己肯定感は別だと知ってください。
自己肯定感というのは「自分の存在そのもの」に価値を感じられることを言います。
自己肯定感に条件はつかないんですよ。
キレイになったから、スキルを身につけたから、周りに評価されているから。
これは自己肯定感じゃないんです。
自己肯定感に条件を付けてしまうと、いつまでたっても生きづらさから解放されませんよ。
キレイじゃない自分、スキルの無い自分、評価されない自分は価値が無いといってるのと同じこと。
頑張ることは素晴らしいです。
でも、頑張っていなくても、力抜いていても、結果がだせないあなたも素晴らしいんですよ。
人は完璧にはなれません。
どんなにすごい人でも、ダメな部分はあるんですよ。
人間は不完全なもの。
あなたにも、評価されていて自分自身が誇れる部分と、ダメだな~と思う部分があるはずです。
評価されているあなたも、底辺のあなたも、全部含めて「これが私なんだ」。
底辺のあなたを仲間外れにせず、受け入れてあげてください。
そうすれば自己肯定感は高まります。
自分で自分に暗示かけちゃってるんです。
「頑張っていない私はダメだ」
「評価されない私はダメだ」
「きれいでない私はダメだ」
これは要するに「完璧な私であれ」という暗示です。
「完璧であれ」という自分自身に課した言葉が、完璧になれないあなたを許さないんです。
そのことに気づいてくださいね。
完璧を目指すのはいいのですが、完璧でない自分を否定するのはNGです。
今日からこんな言葉を自分にかけてあげてください。
「70%くらいできたらOKだよね」
「今日は昨日より少し成長したね」
「ありのままの私も私なんだよね」