このまま今の仕事を続けていてもいいのかな。
仕事と婚活を両立するのがしんどい。
仕事と結婚、私はどっちの道を選べばいいのだろう…。
あなたはそんな風に悩んでいませんか?
私も20代後半くらいから、結婚と仕事のどちらを優先すればいいのかとても悩みました。
今まで築き上げてきたキャリア・これから築いていくであろうキャリアが、結婚・出産によって途切れてしまうのが怖かったです。
苦悩の末に私が出した決断は、「結婚するために婚活に集中する」ということでした。
目次
キャリアと結婚を両立できると思っていた20代
仕事も恋愛も200%全力投球!!
20代の私は、そんな思いで毎日を過ごしていました。
朝から終電まで仕事、休日出社、社泊、1ヶ月休みなし。
追い込まれてこんな働き方をしたわけではなく、自分から進んでそのような働き方をしていたのです。
というのも、30歳で独立し会社を設立するという目標があったから。
ちょうど30歳になるころ、独立のチャンスが巡ってきました。
当時、仕事で取引をしていただいていた経営者の方が出資をしてくれるという話になりました。
私は事業計画書を提出するため、さっそく作業に取り掛かりました。
(事業計画書作成中‥‥)
当時私は、海外に転勤する可能性のある商社マンと付き合っていました。
仕事と結婚のことは今までもずっと悩んできましたが、起業がリアルになってはじめていろんなことが見えてきました。
何日も悩みました。
病むほど考えて出した結論。
ずっと仕事と結婚は両立できると思っていました。
気合いで頑張れば、睡眠時間を少し削れば、みんなが遊んでいる時間にも働けば何とでもなる!
そう思っていました。
ところが現実は全然甘くない。
事業を軌道に乗せるまで、どれくらいかかるのだろう…
結婚までに誰かに仕事を任せて会社を維持する体制を作る自信もありませんでした。
要するに怖気づいたという事でもあるのですが、結婚する相手によって女性は住む場所すら選べない可能性がある。
仕事と結婚を両立する事がこんなに難しいなんて、バカな私は事業計画書を書くまで気付かなかったのです。
私がキャリアより婚活を選んだ3つの理由
①仕事と婚活を両立できるほど器用じゃなかった
激務をこなしながら結婚していく人もいます。
会社を経営しながら結婚する女性もたくさんいると思います。
けれど、私はそんなに優秀でもないし、2つの事を同時進行できるほど器用な人間でもなかった。
婚活は全然うまくいかないし、仕事は毎日終電…
仕事のことを考えると休みもソワソワして落ち着かない。
仕事と婚活を両立できるほどの体力もないし、長引く婚活でメンタルも消耗してきていました。
30歳の時、思い切って働き方を変え、婚活に集中できる環境を作りました。
②本当に必要なのは家族との時間だと思った
20代からがむしゃらに仕事をしてきた私ですが、ある時ふと思ったんですよね。
「私、なんでこんなに必死でお金稼いでいるんだろう…」と。
そこで、なぜお金が欲しいのか?ということを突き詰めて考えることにしたのです。
お金は、何かを手に入れる手段であり、目的ではありません。
私は何を手に入れたいと思っているのか?
例えば手にいれたお金で洋服やアクセサリーが欲しいと思っていたとして、それは何のために手に入れたいと思っているのか?
◆お金が欲しい
→かわいい洋服やアクセサリーが欲しい。
なぜ洋服やアクセサリーを欲しいと思うのか?
→お気に入りの洋服やアクセサリーを身に着けて婚活で素敵な男性を見つけたい!
なぜ婚活で素敵な男性を見つけたいと思うのか?
→結婚したい!
なぜ結婚したいと思うのか?
→結婚して家庭を持ち、子供を産みたい。
なぜ結婚して家庭を持ち、子供を産みたいと思うのか。
なぜ→????
出てきた答えにすべて「なぜ?」と問いかけていきました。
最終的に出てきた答えは、
大切な人とずっと一緒にいたい。
ということでした。
私は大切な家族と幸せな時間を過ごすためにお金を稼いでいるのだと、一番大切な目的に気づいたんです。
大切な家族を持つために働いているのに、仕事をしすぎて婚活できないなんて本末転倒だと気づき、思い切って仕事の働き方を変える決心がつきました。
③結婚後も自分が続けていける仕事したかったから
私は社会人として働いた15年間のほどんどが女性ばかりの職場でした。
女性ばかりの職場だと、出産後に復帰できる体制が整っているかと思いきや、実はそうでもないんですよね。
例えば出産後に時短で働ける制度はあるけれど、蓋を開けてみれば、
と、よほど優秀な営業ウーマンじゃないと働きづらい制度だったり、
と、同僚から嫌味を言われてしまったり。
お飾りの復帰制度や、優秀な人じゃないと生き残れないような制度、一緒に働く同僚にしわ寄せがいくような体制だと働き続けるのは難しいと思います。
「結婚して家族との時間を大切にできる」ような仕事を、結婚前から築いていくべきだと思いました。
私がキャリアより婚活を選んだ3つの理由 まとめ
結婚・出産をした今、結婚する前からキャリアのことを考える必要性を改めて実感しています。
幼い幼児をもつ母親を新規で雇ってくれるような会社はそう多くありません。
待機児童問題も深刻で、産休を取って復職する女性より、一から就職活動をする女性の方が圧倒的に不利です。(住む場所によっては産休を取っていても待機児童になることもありますし)
自分にとって何が一番大切なのか、後悔しないようにしっかりと考えてみてくださいね。