自己肯定感

自己肯定感を高める方法 自己否定がやめられない本当の理由

kana
kana
こんにちは、Kanaです

前回は、自己否定をするきっかけとなる原因についてお伝えしました。

今回は、自己否定をやめられない原因についてお伝えしていきます。

目次

自己肯定感を高める方法 自己否定がやめられない本当の理由

自己否定の始まりは、他人からかけられた言葉や行動です。

ショックなことや傷つくことを言われるのは辛いですよね。

でもそれだけだと自己否定にはならないんですよね。

ここからが超重要なんですが、他人からの言葉をきっかけにある行動を起こすため、自己否定になってしまうのです。

自分に『禁止令』を出す

他人の言葉によって傷つき、自分自身に対してある行動を起こします。

それは『禁止令』です。

他人の言葉に反応し、次からは傷つかないように自らに禁止令というルールを課します。

 

例えば前回の記事でお伝えした例で説明していきますね。

◆頑張っていないと居場所がなかった人

①他人からの言動や行動

頑張っていたら褒められた。

逆ににくつろいだり休んだりしていると怒られた。

何もしないことはダメなことだと言われた。

 

②自分の受け取り方

いつも何かをしていないとダメなんだ、くつろぐとダメ人間になってしまうんだ。

 

③自分に禁止令を出す

『私はくつろいではいけない』

 

④その後の行動(禁止令がブレーキとなる)

・ゆったりできない、何もしてないのに休まらない

・いつも忙しい、急いでいる

・常にきちんとしている

・何もしない、頑張っていない状況に罪悪感

・休むことが不安、休んでいると失敗する、休んでしまう私はダメ人間だと思い込む

このように、他人の言葉などをきっかけにして自分に対して「禁止令」を出すことが自己否定のはじまりなんです。

例をもうひとつ。

◆人から裏切られた人

 

①他人からの言動や行動

人から期待を裏切られ傷つけられた。

 

②自分の受け取り方

失望、深く傷つけられた、悲しい。

誰かを信用することが怖い。

 

③自分に禁止令を出す

『信頼するな』

自分が傷つかずに済むために決して人を信用しないと決める。

※親などから『人を信用するな』と教えられている場合もある。

 

④その後の行動

・人間関係で用心深い、人を信用できない

・信じられるものなんてない

・自分しか信じられない

・自分のことを話すことに抵抗がある

 

『禁止令』はいちど決断すればずっと効力は続く

禁止令を決断すると、まるで呪文にかけられたかのようにその後の行動に影響していきます。

例えばやさしい人から「頑張りすぎているから少し休もう。」と声をかけられたとします。

自分でも「休まなきゃ!」と思っているんです。

それでも休めない…。

休もうとすると落ち着かない、くつろぎかたが分からない。

結局休めないんです。

恋愛に関して言うと、必死で彼氏に尽くします。

頑張ることが認められることであり、自分の存在意義だと思っているからです。
また、人を『信用しない』と禁止令を出した人は、結局自分しか信じられないと思ってしまったり、いつも裏切られるのではないかと不安になります。

恋愛では彼を信用できない、すぐに疑ってしまう、信じたいのに信じられないと悩みます。

 

「分かってはいるのですが、できません。」

こんなふうに言う人が多いのですが、これは自分が決断した『禁止令』のせいなんです。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じ。

頑張ってアクセル全開で踏んでいるのに、なぜか前へ進めない。

そのうち疲れてやめてしまいます。

「やっぱり私は変われないんだ」と。

自己肯定感を高める方法 自己否定がやめられない本当の理由は禁止令だった

自己否定がなかなかやめられないのは自分が課した『禁止令』です。

自分で自分を縛るような呪文をかけているようなイメージ。(; ・`д・´)怖

だから『変わろうとしても変われない自分が嫌だ!』なんて自分のこと責めるのはやめてくださいね。

変われなくて当たり前なんですから。

次回は禁止令をはずす方法についてお伝えします。