婚活が上手くいかない、恋愛がうまくいかない。
男性と付き合うとつい束縛してしまってフラれる。
男のキモチが全然わかんな~いっ!!
あなたは、こんな風に思った経験はありませんか。
私も恋愛や婚活でさんざん悩んできた一人です。
恋愛や婚活関連の本もたくさん読んだし、友人や先輩にアドバイスをもらったりもしました。
けれど本によって真逆のことを書いていたり、うまく実践できなかったりで、結局モヤモヤは解消せず。
ズルズルと失敗を続けていました。
婚活に疲れ切っていた時、ある方から教えてもらったこの本を読んで衝撃を受けました。
それ以降、何回も何回もこの本を読みました。
お風呂でも読んでいたのでボロボロに・・・
新しく買い替えましたし、同じ婚活の悩みをもつ友人に送ったりもしました。
この本の内容を実践できれば、
・男性本人すら気づいていない男の習性について分かる
・恋愛や婚活の苦痛から解放される
・生涯、男性と上手く付き合っていける
・嫉妬や束縛をしなくても平気になる
こんな風に変われます。
今回は、この本のポイントとなるところをご紹介したいと思います。
前回書いたおススメ婚活本TOP3はコチラ↓
目次
恋愛脳~男と女はなぜこうもすれ違うのか~
新潮社から2006年に出版された本で、黒川伊保子さんという方が書かれています。
黒川伊保子さんとは?
黒川 伊保子(くろかわ いほこ、1959年 – )は、日本の実業家、エッセイスト。感性リサーチ代表取締役社長。日本BS放送番組審議会委員。
1983年、奈良女子大学理学部物理学科卒業後、(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリに14年勤務AI(人工知能)の研究に従事。その後、コンサルタント会社勤務、民間の研究所を経て、2003年に(株)感性リサーチを設立、代表取締役に就任。 2004年、脳機能論とAIの集大成による語感分析法『サブリミナル・インプレッション導出法』を発表。サービス開始と同時に化粧品、自動車、食品業界などの新商品名分析を相次いで受注し、感性分析の第一人者となる。2005年、倉敷芸術科学大学非常勤講師就任。
日本テレビ「世界一受けたい授業」やNHK教育テレビ「日本語なるほど塾」などに出演、ananやSPA!など雑誌の恋愛特集のコメンテーターとしても定番の存在となる。
これだけ有名な方なので、知っている人も多いのではないでしょうか。
黒川さんは、AI(人工知能)の研究をする中で、「男女の脳の違い」について気づきます。
その違いによって恋愛や結婚において、男女間で“大いなるすれ違い”が起きているとのこと。
恋愛脳はすべてが脳科学に基づいて書かれている
この本の冒頭、こんなことが書かれています。
男と女の脳は、構造が違っている。このため、ものの見方も感じ方もずいぶん違う。
そのせいで、相手に良かれと思ってしたことの多くは裏目に出ているし、男の誠意が女を傷つけたり、女の親切が男をうんざりさせたり、なんてことは日常茶飯事。笑えるくらいにすれ違っている。
なのに、私たち人間には、動物界最大の言語能力があって、共通の言葉をしゃべるため、男と女がなんとなく同じようにものを見て、同じように感じているかのように錯覚してしまうのである。
なんと!! 私たちが良かれと思って彼にしていることが彼をうんざりさせたり、逆に私たちが男性に傷つけられたと思っている行動は、男性が良かれと思ってやっていることだと言うのです。
それが脳の機能に基づいている行動だと仰います。
今まで私に関わってくれた男性に謝りたい・・・・w
この本、脳科学に基づいて書かれた事なので、説得力が違う・・・!
単純に私はそう思いました。
恋愛脳を読むと男性の考えていることが手に取るように分かる
この本のインデックスに“男の気持ち”というカテゴリーがあります。
その中で黒川さんはこんなことを書いています。
◆男性脳は、機能上、「自分の気持ち」にとても鈍感なのである。
◆「自分の気持ち」がすべての基軸である女性脳からは、本当にまったく想像を絶するけれど、男性脳は「自分の気持ち」をあまり認識しないまま生きているのである。
「私のこと、愛してる?」
「私のどんなところが好き?」
女性って、男性にこういう質問したくなりますよね。どうしてもw
ところが男性はこの質問に、全然答えられないんだとか。(確かにw)
詳しくはここでは書きませんが、これを理解すると、男性の意味不明な行動に一喜一憂することがなくなります。
それどころか、
とか、余裕かまして言えちゃいます。
恋愛脳は大切にされる女の条件がわかる
少しだけ引用させてもらいます。
◆場に緊張する男性脳は、どのような大物であっても、自分のホームポジション以外では、ゆったり解けることはできない。女が想像しているより、公の場にいる男は緊張しているのだ。
◆彼らの隣で、ゆったりと場を楽しんであげる。沈黙の苦しさを感じさせず、会話の緊張を強いない。ついでに他者には気品を示し、彼らには安らぎをあげる。それが出来たら最上級の女である。
なんだか婚活にものすご~く役に立ちそうでしょ?
こんな感じで、すんごい勉強になることがたくさん書かれています!!
彼のホームポジションになりたい・・・・そう思うなら今すぐ実行ですね!!
あとこれもすごく興味深い部分。
ちなみに、男性脳の機能から言えば、沈黙の次に彼らの脳に受け入れられる存在は、彼らに過大なロマンスを期待せず、勝手に生活を切り回すタフなおばちゃん脳か、語彙と想像力が乏しいために彼らの思考領域に割って入れないプアなお嬢ちゃん脳、ということになる。
とっても理不尽なことだけど、勤勉を重ねて、自分の気持ちをさも世界の規律のように語れるようになった知性派のオトナの女性は、温かい沈黙をくれる女、さばけたおばちゃん、ニートなお嬢ちゃん、気の置けない男友達に次いで五位以下の存在に甘んじてしまうのだ。
心当たりがある人も多いのでは?!
そんな方への対処法も書かれています。
恋愛脳は彼の愛情を理解できる
さらに引用させてもらいますね。
◆小学生は、小学校へ何の疑いもなく通う。「将来の為に必要だ」とかいちいち考えない。男の愛はこれに似ている。
小学校の方も、小学生を裏切らない。どんな小学生でも「きみは、どうも小学校が好きじゃないようなので、今日の給食、きみの分はありません。」とは言われない。毎日通えば、毎日教室に席があって、美味しい給食が食べられる。男が想像する女の愛も、そういうものである。
ところが、女という「小学校」は、男の気持ちを勝手に探る。男たちは思いもよらないことで「誠意がない」と判断されて、席が教室の外にあったり、ひどい時はなかったりするわけだ。女という「小学校」はあんまりである。
◆繰り返し、が彼らの誠意なのであって真実の愛なのである。私たちが求める「何があっても、いつでも、貴女が一番大事。運命だから、特別だから」という愛は、彼らの脳にはない。その「特別席」は、あるとしたら。母親にだけ捧げられる場所である。
なるほど・・・・!
なんだか、私たちが考えている「好き」とは全然違うみたいですね。
例え女性と会っていたとしても、「繰り返し」じゃなければ許せるかも・・・
恋愛脳の最終章
これはぜひ。この本を読んでもらいたい。
最終章は「満ちてゆく時間」
ここには、女性が一生幸せに生きていける“考え方”が書かれています。
これを実践できれば、男性の行動にイライラしなくて済むし、嫉妬もしない。
「彼に嫌われてないだろうか?」とか、「浮気されてるんじゃないかな?」という心配事も気にならなくなる。
ただただ穏やかで、幸せな時間を彼と過ごすことができるようになります。
最後の章は、本当に一言一句が最高の文章で、感動しますよ。
恋愛脳まとめ
私は、この本を本当に擦り切れるほど読みました・・・
死ぬほどおススメの1冊です。
お風呂でも読んでたのでボロボロになってます。
何回も何回も読んで、頭に刷り込みましたよ!!
これさえあれば、好きな男性と幸せになれる気しかしない(*´▽`*)♡
しかも文庫本なんで、500円以下で売ってる・・・・!
恋愛脳 男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか (新潮文庫) [ 黒川伊保子 ]
女性1人に1冊配ってほしいくらいです!